実は、最近政治の話を聞くと、ブログに書きたくて仕方がなくなるのですが、控えておりました。中でも姜尚中先生のコメントは、結構好きで、好感を持っていました。
そして、その姜先生が、僕が愛読している雑誌「AERA」において、「愛の作法」というコラムを最近はじめられまして、非常に楽しみにしております。そんな中、ビックリするようなことが書かれていたので、凍りつきました。
第9回は、「異国の地に生きた2人のカリスマ格闘家の笑顔はまぶしかった」
といものでした。
その二人というのは、一人が「力道山」もう一人が「大山倍達」さんです。力道山さんは、戦後の日本に希望を与えたいわずと知れたプロレスラー。大山倍達さんは、極真空手の創始者です。時に大山倍達さんとお会いした時の感動的なエピソードを書かれていたのですが、非常に心に染みました。
前にも書きましたが、僕には、多くの外国籍の友人がいますし、在日やメインランドの友人もいます。なので、あんまり人を国によって判断する事もしませんが、マナーや文化の違いについては、できるだけ気をつけているつもりです。という前置きをして聞いて欲しいのですが、この双方の方の国籍についてこうやってはっきり書いている人は、初めて見ました。ビックリしました。しかし、それだからどうのということは無いです。念のため。
そして、姜先生の文章はこう締めくくられていました。
「国とは何か。それを考える時、僕は彼らの胸に仕舞われていたものに思いをめぐらせます。そして、あの笑顔を思い出すのです。」
とても、良いエッセイでした。
是非!